日国友の会

せきあん【斥鷃】

読者カード 用例 2026年02月06日 公開

2023年05月01日 古書人さん投稿

用例:一 人は心の内に樂を思ふべき也。其故は井の内のかへるの水を樂み宮殿樓閣と思ひ。大鵬と云鳥一羽に千里かけるも。斥鷃とて夢計なる鳥の一二寸を飛も。たゞ其時の樂は同じ事と申は。萬不足成人も心をなぐさむる事こそ。たのしみにて侍れと云へり。〔古人の申ける事〕
『宗五大艸紙』 1528年 下総入道宗五
語釈:〔名〕「荘子‐逍遙遊」で、鵬(おおとり)と対比されている小鳥。うずらに似るとされる。ひいて、小人物、小知のたとえ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、俳諧『本朝文選』(1706)の例が早いのですが、178年さかのぼります。

著書・作品名:宗五大艸紙

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1528年

著者・作者:下総入道宗五

掲載ページなど:639ページ上段7行目(「群書類従 第十四輯巻第四百十三」、1901)

発行元:経済雑誌社