日国友の会

けんさき【剣先】

読者カード 用例 2026年02月05日 公開

2023年04月29日 古書人さん投稿

用例:一 笠袋のこしらへやう。〈略〉菖蒲革。先けんさきこめん。けん先縫殘したる布。三のは三のながらほころばすべし。〔からかさの事〕
『宗五大艸紙』 1528年 下総入道宗五
語釈:〔名〕(1)剣の先端。きっさき。また、剣の先に似たとがったもの。

コメント:解釈3の事例で遡ります

編集部:ブランチ3の意味は「(その先がとがっているところから)着物の袵(おくみ)の上部の先端」となっていますが、ご紹介いただいた例は、着物ではなく、菖蒲革の剣先の部分をさしていると考えられます。したがって、上記1の意味となり、第2版では、『玉塵抄』(1563)の例が早いのですが、35年さかのぼることになります。

著書・作品名:宗五大艸紙

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1528年

著者・作者:下総入道宗五

掲載ページなど:624ページ図注1行目(「群書類従 第十四輯巻第四百十三」、1901)

発行元:経済雑誌社