日国友の会

ゆいぶつろん【唯物論】

読者カード 用例 2023年07月05日 公開

2023年04月27日 熊八郎さん投稿

用例:デモクリトス氏ノ説ハイハユル唯物論ナリ、故ニ後世ノ唯物論者中ニモ往々氏ヲ祖述スルモノアリ〔第五回・原子論者・第二十四節〕
『西洋哲学講義(巻之一)』 1883年 井上哲次郎
語釈:〔名〕(英 materialism の訳語)精神の実在を否定して、物質の根源性、独自性のみを主張する哲学の理論、または立場。宇宙の本質は物質であり、物質とは別物の霊魂・精神などは実在せず、意識は高度に組織された物質である脳髄の所産であり、認識は客観的実在である脳髄による反映であるとする説。唯心論(観念論)に対していう。いぶつろん。

コメント:辞書以外の用例としてさかのぼります

編集部:第2版では、『哲学字彙』(1881)の例が早く、文章例としては、北村透谷『頑執妄排の弊』(1893)の例よりも、10年さかのぼります。

著書・作品名:西洋哲学講義(巻之一)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1883年

著者・作者:井上哲次郎

掲載ページなど:36丁表7行目

発行元:阪上半七