日国友の会

げんしょう【現象】

読者カード 用例 2023年07月01日 公開

2023年04月26日 熊八郎さん投稿

用例:存霊ニ対スル思想ノミ真誠ニシテ、其他諸現象ニ対スル思想ハ皆虚妄ナリトス〔第三回・エリア学派・第十六節〕
『西洋哲学講義(巻之一)』 1883年 井上哲次郎
語釈:〔名〕(1)直接、知覚することのできる、自然界、人間界のできごと。また、そのありさま。顕象。げんぞう。

コメント:さかのぼります。出典は哲学書ですが、この用例は、語釈1の様に思います。

編集部:ご指摘の通り、(2)はカント以降の捉え方ですので、ここは⑴の解釈でよいと思います。第2版では、坪内逍遥『内地雑居未来之夢』(1886)の例が早いのですが、さらに、3年さかのぼります。

著書・作品名:西洋哲学講義(巻之一)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1883年

著者・作者:井上哲次郎

掲載ページなど:22丁表2行目

発行元:阪上半七