日国友の会

けいじじょうがく【形而上学】

読者カード 用例 2023年06月27日 公開

2023年04月26日 熊八郎さん投稿

用例:哲学に又二種アリ、其一ヲ実験哲学ト云フ、即チ実物ニ徴スルヲ以テ主トスルモノナリ、其一ヲ形而上学ト云フ、即チ論法ニヨルヲ主トスルモノナリ〔第一回・総論・第二節〕
『西洋哲学講義(巻之一)』 1883年 井上哲次郎
語釈:〔名〕(ラテン metaphysica の訳語)事物の本質、存在の根本原理を思惟(しい)や直観によって探究する学問。アリストテレスの著作の一つが、この名で呼ばれたことに始まる。アリストテレスにおいては存在一般を考察する存在論、また、超越的なものを探究する学問であった。カントは純粋理性からの認識論をめざした。ヘーゲルは反弁証法的思考を形而上学的と呼んだ。また、俗に、現実から遊離した抽象的な学問のこと。

コメント:さかのぼります

編集部:第2版では、『哲学字彙』(1881)からの例が早い例として添えられています。

著書・作品名:西洋哲学講義(巻之一)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1883年

著者・作者:井上哲次郎

掲載ページなど:2丁裏10行目

発行元:阪上半七