日国友の会

とじめ【綴目】

読者カード 用例 2026年02月01日 公開

2023年04月22日 古書人さん投稿

用例:蛤をやくには。蛤のとぢめを小刀にてきりて。其きりめをうへになして。口の方をあつばいの中へふかぶかと入て。その蛤におきをかけてやく也。〔料理の事〕
『宗五大艸紙』 1528年 下総入道宗五
語釈:〔名〕(1)とじた箇所。縫い目を止めた糸の結び目。

コメント:綴じた箇所の事例です

編集部:第2版では、『枕草子』(10C終)と『永久百首』(1116)の例がいずれも、縫い目を止めた糸の結び目の意味の例となっています。とじた箇所の例としては谷崎潤一郎『少年』(1911)の例が添えられていますが、それよりも、383年さかのぼることになりますが、ブランチを分けた方がわかりやすいですね。

著書・作品名:宗五大艸紙

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1528年

著者・作者:下総入道宗五

掲載ページなど:598ページ下段7行目(「群書類従 第十四輯巻第四百十三」、1901)

発行元:経済雑誌社