日国友の会

けが【怪我(破損)】

読者カード 用例 2023年04月27日 公開

2023年04月13日 若桜木虔さん投稿

用例:常々大切がりて床の間にお据へなされし瀬戸物の大黒樣をば、我れいつぞや坐敷の中にて羽根つくとて騷ぎし時、同じく並びし花瓶を仆し、散々に破損 (ケガ) をさせしに、旦那次の間に御酒めし上りながら、美登利お轉婆が過ぎるのと言はれしばかり小言は無かりき〔七〕
『たけくらべ』 1895年 樋口一葉
語釈:〔名〕(1)あやまちをしでかすこと。そそうをすること。また、その事柄。あやまち。過失。

コメント:

編集部:第2版では、このような当て字の例はなく、意味も「そそう」の例として貴重ですね。

著書・作品名:たけくらべ

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年

著者・作者:樋口一葉

掲載ページなど:428ページ3行目〔『一葉全集』、1897〕

発行元:博文館