日国友の会

ターンバックル

読者カード 項目 2024年05月11日 公開

2023年04月09日 ubiAさん投稿

用例:果して、鋼索の張力を加減する螺子(タンバツクル)が離脫してゐた。(204ページ本文12行目)何かの原因でこの留めの銅線が切れたために、タンバックルが拔け、補助翼がぶらぶらになつたものにちがひない。(205ページ本文1行目)
『『もく星』號の謎』 1952年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(英 turnbuckle)2点間に張った鋼索などのたるみをなくし、引き締めるのに使用される締め具の一種。左右にねじ棒があり、ねじ部が共通のナットで連結されている。一方の雄 (お) ねじは右ねじで、他方の雄ねじは左ねじとなっている。雌 (め) ねじのある部分、すなわちナットを回転すると、二つの雄ねじは互いに接近し、回転を逆にすると遠ざかる。構造物の支柱、支持鋼索の中間にターンバックルを入れておくと、これを回転することによって鋼索を強く緊張させることができる。(日本大百科全書(ニッポニカ)「ターンバックル」)

コメント:項目が載っていないようなので。ルビと本文での例です。初出「『文藝春秋』第三十巻第八号」(昭和二十七(一九五二)年七月一日発行)と「中谷宇吉郎集第六巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:『もく星』號の謎

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1952年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:204ページ本文12行目、205ページ本文1行目〔『イグアノドンの唄』、昭和二十七年十二月二十日 發行〕

発行元:文藝春秋新社