ちんぷんかん【珍汾漢】
読者カード 用例 2023年04月10日 公開
| 用例: | 不肖なりといえども軽少ながら鼻下に髯を蓄えたる男子に女の自転車で稽古をしろとは情ない、まあ落ちても善いから当り前の奴でやってみようと抗議を申し込む、もし採用されなかったら丈夫玉砕瓦全を恥づとか何とか珍汾漢の気燄を吐かうと暗に下拵へに黙って居る、と夫なら是にしようと、いとも見苦しかりける男乗をぞ宛てがひける |
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| 『自転車日記』 1903年 夏目漱石 | |
| 語釈: | 〔名〕(形動)(「ちんぶんかん」とも。漢字はすべて当て字。儒者の用いた漢語をひやかしていったところからとも、外国人のことばの口まねからともいう)何を言っているかわからないことばやそれを話す人。わけのわからないこと。また、そのさま。ちんぷんかんぷん。 |
コメント:
編集部:第2版では、当て字の例としては、二葉亭四迷『浮雲』から「陳奮翰」の例が添えられています。
著書・作品名:自転車日記
媒体形式:その他
刊行年(月日):1903年
著者・作者:夏目漱石
掲載ページなど:52ページ2行目〔『漱石全集第10巻』(初期の文章及詩歌俳句)、1924.06〕
発行元:漱石全集刊行会
