日国友の会

きでら【紀寺】

読者カード 項目 2026年01月17日 公開

2023年03月12日 古書人さん投稿

用例:紀寺(キデラ)〈略〉紀寺は舊名璉城寺行基菩薩の開基(縁起)桓武天皇延暦二年十二月封戸を給ひしより(釋書)其後破壊におよびしかば紀有常再興せられしより紀寺といふ〔四・添上郡〕
『和州旧跡幽考』 1681年 林 宗甫撰
語釈:現在は璉珹(れんじよう)寺と号す。奈良市にある寺。行基創建の伝承があるが,実際は天智天皇のころ紀氏(きうじ)を檀越(だんおつ)として飛鳥の地に創建され,平城遷都の後,左京五条七坊にあたる現在地に移転したものと思われる。奈良時代には多くの奴婢を有する大寺であった。平安時代になって現れる〈璉城寺〉は紀寺の後身とされる。江戸時代には興福寺と浄土宗誓願寺が末寺と主張して争ったが,現在は天台宗を経て浄土真宗に属する。〔平凡社『改訂新版世界大百科事典』@kobobank〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:和州旧跡幽考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1681年

著者・作者:林 宗甫撰

掲載ページなど:392ページ上段3行目(「続々群書類従 第八地理部」、1978)

発行元:続群書類従完成会