日国友の会

ぜんいんじ【禅院寺】

読者カード 項目 2026年01月17日 公開

2023年03月10日 古書人さん投稿

用例:禪院寺は元興寺の別院なり道昭法師もろこしより歸朝して本元興寺の東南のすみにたてらるゝ〔三・添上郡〕
『和州旧跡幽考』 1681年 林 宗甫撰
語釈:もと平城右京四条一坊に在った仏典などを収蔵した寺院。白雉四年(六五三)五月の第二次遣唐使に随って入唐留学した僧道昭(道照)は帰国後の天智天皇元年(六六二)三月に飛鳥寺(本元興寺)の東南隅に禅定を修し、かつは在唐中に蒐集し請来した仏舎利・仏典などを収蔵して、後世に伝え、万民のよりどころとするために一院を建立し禅院と称した。平城遷都の翌年の和銅四年(七一一)八月、飛鳥寺の平城左京移建より七年早く平城京に移された。薬師寺境内に伝わる天平勝宝五年(七五三)七月の「仏足石記」により、平城京に移建された当寺は右京四条一坊であったことが判明する。ここに約半世紀にわたる飛鳥寺との関係は中断され、単独寺院となったらしい。〈以下略〉〔平凡社『日本歴史地名大系』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:和州旧跡幽考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1681年

著者・作者:林 宗甫撰

掲載ページなど:390ページ下段後ろから6行目(「続々群書類従 第八地理部」、1978)

発行元:図書刊行会