日国友の会

たいひ【堆肥】

読者カード 用例 2026年01月12日 公開

2023年02月28日 古書人さん投稿

用例:其上に二條の溝を切り堆肥(タイヒ)又は灰肥(くわいひ)の類を撒布し〔穀類之部〕
『衛生至寶食鑑』 1901年10月 湖山淺雲
語釈:〔名〕肥料の一種。わら、雑草、落葉、海藻などを積み重ね、水や硫安などの窒素を適度に補給しながら切り返し、腐らせたもの。窒素・燐酸・カリウムの他、珪酸・マグネシウム・石灰その他の微量要素を作物に吸収されやすい形で含むため施肥の効果が大きく、しかも長続きして地力を増大させる。また、腐植質はもともと豊富だが、土壌微生物による有機物の分解がきわめてよく行なわれるので一層増加し、土壌を膨軟にし、排水・通気をよくするなど、作物の生育にとって好ましい土壌条件をつくる。つみごえ。

コメント:遡ります

編集部:2011年3月2日付けで、稲垣乙丙『農家節用 農業辞典』(1906)の例をご紹介いただいていますが、5年さかのぼります。

著書・作品名:衛生至寶食鑑

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1901年10月

著者・作者:湖山淺雲

掲載ページなど:5ページ後ろから4行目

発行元:中村積徳堂、福井文徳堂