くまどり【隈取】
読者カード 用例 2026年01月03日 公開
| 用例: | 冬月の圖は、茅屋に篁繞り、庭に石燈籠など、皆雪にうづもれしは、淡墨を以て唐畫の雪の如く隈どりして、且其頃より婦人髪に鬢さしと云ふ者始めて出でき。 |
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| 『春波樓筆記』 1811年 司馬江漢 | |
| 語釈: | 〔名〕(2)東洋画の技法の一つ。遠近や高低などを表わすために、墨や色の濃淡をぼかしてかくこと。また、その部分。暈染(うんぜん)。くま。 |
コメント:解釈2に和文例がないので
編集部:第2版では、『日葡辞書』(1603-04)の例が早いのですが、文例としては、榊原芳野編『文芸類纂』(1878)の例よりも、67年さかのぼります。
著書・作品名:春波樓筆記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1811年
著者・作者:司馬江漢
掲載ページなど:412ページ4行目(「日本随筆大成 第三期 第一巻」、1927)
発行元:日本随筆大成刊行會
