日国友の会

よくしりゅう【翼肢龍】

読者カード 項目 2024年03月08日 公開

2023年01月18日 ubiAさん投稿

用例:ロスト・ワールドの恐龍や翼肢龍こそは、流石にその現存の可能性は考へられないが、〔失われた世界〕
『イグアノドンの唄―大人のための童話―』 1952年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕「よくりゅう(翼龍)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。「翼龍」のことでしょうか。初出「『文藝春秋』第三十巻第五号」(昭和二十七(一九五二)年四月一日発行)と「中谷宇吉郎集第六巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「翼竜」の語釈は「翼龍目に属する化石爬虫類の総称。中生代ジュラ紀から白亜紀にかけて栄えた。外形は鳥に似て、大きさは小鳥ないしワシくらいのものが多い。骨は中空で、長くのびた指と体の間にコウモリに似た皮膜をもち、空中を飛行した。嘴口(しこう)龍と翼手龍とに分けられる」となっています。語釈にあるように、「翼手竜」(あるいは「翼指竜」としてあるいはさらに細分化された呼び名の可能性もありますが、とりあえず、ここは「恐竜」と併称されている文脈から「翼竜」としておきましょう。

著書・作品名:イグアノドンの唄―大人のための童話―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1952年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:34ページ本文3行目〔『イグアノドンの唄』、昭和二十七年十二月二十日 發行〕

発行元:文藝春秋新社