日国友の会

いわはだ【岩肌】

読者カード 用例 2024年02月09日 公開

2022年12月29日 ubiAさん投稿

用例:雪庇の出來具合、岩山の痩(やせ)尾根で、雪が風で吹きとばされ岩肌の露出した樣子、山ひだの細(こまか)い姿など、〔一・大雪山の雪〕
『大雪山二題』 1952年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕岩の表面

コメント:第二版の用例(1962)よりさかのぼります。ちなみにこの用例中にある「雪庇」は、「せっぴ」として投稿例(1941)(1944)がありますが、「ゆきびさし」とも読むので、編集部コメントに「確例があるともっといいですね。」あり、初出を調べたいですが、国立国会図書館デジタルでも「国立国会図書館内限定」で確認出来ませんでした。初出「『随筆』四月号」(昭和二十七(一九五二)年四月一日発行)と「中谷宇吉郎集第五巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、島尾敏雄『島へ』(1962)の例が早いのですが、さらに、10年さかのぼります。「雪庇」については、やはり確例が欲しいですね。

著書・作品名:大雪山二題

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1952年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:104ページ本文2行目〔『イグアノドンの唄』、昭和二十七年十二月二十日 發行〕

発行元:文藝春秋新社