日国友の会

なすか【茄子科・茄科】

読者カード 用例 2025年12月23日 公開

2022年12月28日 古書人さん投稿

用例:而シテ右ノ結晶簇ト節毛トハ本葉ヲ他ノ茄科植物ノ葉ト區別スルノ特徴トナルモノトス、〔第八章〕
『生薬学(下巻)』 1906年 下山順一郎
語釈:〔名〕双子葉植物の科名。約九〇属二〇〇〇余種が知られているが、今後の研究によってさらに増えると考えられている群で、熱帯および温帯に広く分布する。特に、中米から南米にかけて、特産の属が四〇も知られており、アジアとヨーロッパにはナス属やチョウセンアサガオ属など少数のものしか自生しない。草本、低木または小型の高木で、花がつかない部分の枝につく葉は互生し、花序の部分では互生かまたは花序と対生する。花は単生するかまたは集散花序に咲き両性、左右相称のものが多い。萼(がく)は五裂し宿存性。五裂する花冠は種々の形を示し、まれに、二裂片は舌状で多少巻き上がっているか、そり返っている。雄蕊(おしべ)は五で、左右相称の花になるものでは花弁と互生した位置に着く。花粉は葯(やく)の先端の穴から放出される。子房は上位で二室、各室に一~多数の胚珠がある。果実は液果または蒴果。日本にはハシリドコロ、ヤマホオズキ、ヒヨドリジョウゴなど山野に自生するもののほかに、しばしば、観賞用のものが野生化したホオズキや、食用にするため栽培するジャガイモ、ナスがあり、許可を必要とするタバコの栽培もある。なすび科。学名はSolanaceae

コメント:遡ります

編集部:2025年6月25日付けで、makuneさんに、『宮城縣史蹟名勝天然紀念物調査報吿 第七輯』(1932)の例をご紹介いただいていますが、さらに、26年さかのぼります。

著書・作品名:生薬学(下巻)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1906年

著者・作者:下山順一郎

掲載ページなど:38ページ6行目

発行元:蒼虬堂