日国友の会

みいでら【三井寺】

読者カード 用例 2025年12月19日 公開

2022年12月16日 古書人さん投稿

用例:とくとく召れ候へ候へと、かねひらをうたへば、今一人のせんどう、ふねもこがれいづらんと、三井寺をうたふ、〔一〕
『私可多咄』 1671年 中川喜雲
語釈:〔三〕(三井寺)謡曲。四番目物。各流。作者不詳。人商人(ひとあきびと)に連れ去られたわが子の行くえを尋ね、駿河国から都に上った母は、清水寺で三井寺に行けば子に会えるという霊夢を受ける。おりから三井寺では少年が僧たちに伴われて月見をしていたが、やってきた女が鐘をつき鐘の故事などを語って狂い舞うのを見て、それが自分の母であることに気づき親子は再会する。

コメント:解釈3の初事例です

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:私可多咄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1671年

著者・作者:中川喜雲

掲載ページなど:40ページ下段後ろから7行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會