日国友の会

げんぴんそうず【玄賓僧都】

読者カード 用例 2025年12月19日 公開

2022年12月16日 古書人さん投稿

用例:〇昔げんぴんそうづのなを、はじめは三ゑもんといふか、三輪に、さんゑもんに入てをせ共出ずとある、〔一〕
『私可多咄』 1671年 中川喜雲
語釈:〔名〕案山子(かかし)をいう。案山子は僧玄賓の案出によるとも、粗衣をまとった姿が隠棲、放浪した玄賓に似るからともいわれ、また「続古今集‐一六〇八」に「山田守る僧都の身こそあはれなれ秋果てぬれば問ふ人もなし〈僧都玄賓〉」とあるのによるともいう。げんぴん。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、雑俳『柳多留-一八』(1783)の例が早いのですが、さらに、112年さかのぼります。

著書・作品名:私可多咄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1671年

著者・作者:中川喜雲

掲載ページなど:40ページ上段2行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會