日国友の会

せんねつ【潜熱】

読者カード 用例 2024年01月06日 公開

2022年12月04日 ubiAさん投稿

用例:かういふ熱、すなはち物質の狀態を變へる熱のことを潛熱(センネツ)といふのである。〔第一部・一二〕
『寒い國』 1943年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(2)固体が融解したり液体が蒸発したりするときなどに外部から吸収する熱量。状態の変化にだけ費やされ、温度変化が認められないところからこの名がある。融解熱、蒸発熱など。←→顕熱(けんねつ)。

コメント:第二版に載っている辞書類(1886)、投稿例(1896)よりも新しいですが、読みがわかる例なので。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)の例が添えられており、2023年3月20日付けでは熊八郎さんに、市岡太次郎編『新編化学』(1891)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:寒い國

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1943年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:38ページ本文5行目〔『寒い國』、昭和十八年六月二十日 第一刷發行〕

発行元:岩波書店