日国友の会

なめくじうお【蛞蝓魚】

読者カード 用例 2025年12月17日 公開

2022年12月03日 古書人さん投稿

用例:脊索動物トハ体制ノ頗ル低度ナルほや、なめくじうを等ヨリ最高等動物ニ至ル諸類ノ總稱ナリ、〔脊索動物〕
『中等教育動物学教科書(第二)』 1889年 飯島 魁編
語釈:〔名〕原索動物頭索綱の海産動物。体長五センチメートル内外。体はシラウオに似た形で、透明。口は体の前端に開き、周囲に約四〇本のくちひげがある。体の中軸には、脊椎動物の背骨のもとになる脊索を終生持つので、脊椎動物に最も類縁のある動物として、学術上注目されている。暖海の砂底にすみ、夜間海中を泳いで食物をあさる。世界に約二二種、日本からは一種知られている。天然記念物に指定している地方もある。近年、カンブリア紀の化石から、ピカイアと呼ばれるナメクジウオ類の一種またはそれに近縁と思われるものが発見され、注目されている。日本産ナメクジウオの学名はBranchiostoma belcherii

コメント:遡ります

編集部:第2版では、安倍為任『博物図教授法』(1876-77)の例が添えられています。

著書・作品名:中等教育動物学教科書(第二)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1889年

著者・作者:飯島 魁編

掲載ページなど:203ページ2行目

発行元:敬業社