日国友の会

だ【駄】

読者カード 用例 2024年01月02日 公開

2022年12月02日 ubiAさん投稿

用例:非常な名墨と駄墨との色の差くらゐは分るやうになつた。
『南畫を描く話』 1941年 中谷宇吉郎
語釈:【二】〔語素〕名詞の上に付いて、ねうちのないつまらないもの、粗悪なもの、の意を表わす。「駄菓子」「駄作」「駄句」「駄弁」など。

コメント:第二版の用例(1708)より新しいですが、一例しかないので、とりあえず。こちらは「名墨」とはちがって全文検索ででてこないので「駄(だ)」【二】〔語素〕の例として、とりあえず。初出「中央公論第五十六年第七号」(昭和十六年(一九四一)七月一日発行)と「中谷宇吉郎集第三巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、浄瑠璃『雪女五枚羽子板』(1708)から「だ酒」の例が添えられていますね。

著書・作品名:南畫を描く話

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1941年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:160ページ本文1行目〔『第三冬の華』、昭和十六年九月廿五日發行〕

発行元:甲鳥書林