日国友の会

うにるい【海胆類】

読者カード 用例 2025年12月14日 公開

2022年11月30日 古書人さん投稿

用例:海膽類ハ球形、圓盤形或ハ心臓形ニシテ石灰板ノ接合ニ因リ成レル殻ヲ具ス、〔棘皮動物・三〕
『中等教育動物学教科書(第二)』 1889年 飯島 魁編
語釈:〔名〕棘皮(きょくひ)動物門の一綱。体は球状、半球状、円盤状で、多数の石灰質骨板が組み合って一つの殻をつくっている。殻の表面には多くの大小の棘があり、これらを自由に動かすことができる。歩帯の各側から、大部分の種類には先端に吸盤がある管足を出す。体の下面中央に口が開き、体の頂上または周縁部近くに肛門が開いている。雌雄異体で、五個の卵巣または精巣がある。ある種のウニの生殖巣は食用とされる。ウニ類のうち、ムラサキウニ、バフンウニ、ナガウニのようなクリに似た形の一群を正形類、タコノマクラやブンブクの類を不正形類としている。正形類は岩の下やくぼみなどに入ってすみ、強力な顎(アリストートルのちょうちん)で海藻や付着動物などをかみくだいて食べるのに対し、不正形類は砂泥底にもぐって生活し、有機物の細片を食べるので顎が退化している。世界で八六〇種ほどが知られており、化石は古生代のオルドビス紀以来出ている。

コメント:辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、岩川友太郎『生物学語彙』(1884)の例が添えられています。

著書・作品名:中等教育動物学教科書(第二)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1889年

著者・作者:飯島 魁編

掲載ページなど:196ページ後ろから7行目

発行元:敬業社