どはつてんをつく【怒髪天を衝く】
読者カード 用例 2023年12月20日 公開
| 用例: | 怒髮天を突くといふやうな形のその鬣の動きを前に見、 |
|---|---|
| 『雪後記』 1940年6月 中谷宇吉郎 | |
| 語釈: | はげしい怒りのために逆だった髪の毛がうん無理をつきあげる。憤怒のさまにいう。 |
コメント:第二版の用例(818、1375頃、1900~01)より新しいですが、見出し「どはつ=冠(かんむり)[=天(てん)]を衝(つ)く」にある「天」の例がないようなので。「つく」の表記が見出しと異なります。初出「文藝春秋第八巻第九号」(昭和十五年(一九四〇)六月一日発行)と「中谷宇吉郎集第三巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:確かに、「天を衝く」の用例は、ご紹介いただいた例が初めてですね。
著書・作品名:雪後記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年6月
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:409ページ本文8行目〔『續冬の華』、昭和十五年七月五日 初版發行、昭和十七年七月二十日 九版發行〕
発行元:甲鳥書林
