日国友の会

かんれいぜんせん【寒冷前線】

読者カード 用例 2023年12月20日 公開

2022年11月26日 ubiAさん投稿

用例:むしろ冷い氣流が他の地方から流れて來て、その土地に殘つてゐる溫濕な氣流を押し上げるといつた方がよいのであるが、とにかく不連續線(上層大氣中にある不連續面が地表を切る線)の寒冷前線にはよく雷が發生するので、それを界雷と呼んでゐる。〔第四話・六〕
『雷』 1939年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕暖気団を押し上げるようにして進出する寒気団の最前線。暖気団は上昇して冷却し、積乱雲などの雲を生じ、雨を降らす。また、雷を生ずることもある。←→温暖前線。

コメント:辞書類の投稿例(1927)よりも新しいですが、文例の投稿例(1946)よりもさかのぼるので。

編集部:2008年10月1日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第一巻』(1927)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:雷

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1939年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:175ページ本文7行目〔岩波新書(赤版)46、1939年9月29日 第1刷発行、1984年1月23日 特装版発行〕

発行元:岩波書店