日国友の会

いちにんまえ【一人前】

読者カード 用例 2023年12月11日 公開

2022年11月23日 ubiAさん投稿

用例:潜伏期の前半に人為的に菌を壊してみても、そこに感染力をもった一人前のファージ粒子がいっさい証明できない、すなわち、そこに一定期間の暗黒期(エクリプス)が存在する、という意外な事実がまずみつかって、〔第四章・2〕
『ウイルスの世界』 1965年 川喜田愛郎
語釈:〔名〕(2)成人であること。また、成人としての資格や能力があること。

コメント:第二版の用例(1809~13、1905~06)より新しいですが、対象が人ではない例なので、とりあえず。

編集部:擬人用法というべきでしょうか。あるいは、別途ブランチをもうけて、〈比喩的に、そのものが本来もっているべき性質や機能をそなえていること〉とでもしたほうが分かりやすいかもしれません。

著書・作品名:ウイルスの世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1965年

著者・作者:川喜田愛郎

掲載ページなど:65ページ本文2行目〔岩波新書(青版)558、1965年5月20日 第1刷発行、1980年10月20日 第15刷発行〕

発行元:岩波書店