日国友の会

らっこ【海獺】

読者カード 用例 2025年12月09日 公開

2022年11月13日 古書人さん投稿

用例:領、袖口と裾には海獺(らっこ)の皮を縁となす。是をパルカといふ。〔四〕
『北槎聞略』 1794年 桂川甫周著、亀井高考校訂
語釈:〔名〕(アイヌ語から)イタチ科の哺乳類。体長六〇~一三〇センチメートル。カワウソに似ているが尾が円筒状で短く、後ろあしに水かきをもつ。体毛は濃褐色で銀毛が交じり、羊毛状で光沢がある。北千島、アラスカ半島、カリフォルニア沿岸など太平洋北部の沿岸域に生息。ほとんど海上で生活し、貝や甲殻類などを背泳しながら腹の上にのせて食べ、夜は海藻を体に巻きつけてねる。毛皮は海獣のうち最高級品として珍重され、乱獲によって減少し、現在は国際条約で捕獲を禁止されている。学名はEnhydra lutris

コメント:辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、「海獺」を当てた例が添えられていませんね。

著書・作品名:北槎聞略

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1794年

著者・作者:桂川甫周著、亀井高考校訂

掲載ページなど:79ページ3行目〔岩波文庫、1990〕

発行元:岩波書店