日国友の会

しゅくしゅ【宿主】

読者カード 用例 2023年12月03日 公開

2022年11月13日 ubiAさん投稿

用例:ある病気がウイルスによるものではあるまいかと疑われた場合に、宿主となる適当な実験動物を探しだして、(12ページ本文7行目)微生物の寄生、あるいは感染の相手かたとなるマクロおよびミクロの生物―動植物、培養細胞―を宿主(しゅくしゅ、または、やどぬし、host)という。(21ページ本文14行目)
『ウイルスの世界』 1965年 川喜田愛郎
語釈:〔名〕(1)生物の寄生で、寄生される側の動物または植物。寄生動物のうち発生の段階に応じて宿主を変える場合は、幼生の寄生する宿主を中間宿主、成体の寄生する宿主を終結宿主と区別する。寄主。やどぬし。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1899、1915)よりも新しいですが、読みがわかるので。21ページ本文14行目の例は、12ページ本文7行目の「宿主」への註の文章です。

編集部:「やどぬし」については末広鉄男さんに、2007年12月7日付けで、『日本家庭大百科事彙第一巻』(1927)から、2008年5月23日付けで、『日本家庭百科事彙』(1906)からそれぞれ確例をご紹介いただいていますが、「しゅくしゅ」については、確例はこの例がはじめてとなります。

著書・作品名:ウイルスの世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1965年

著者・作者:川喜田愛郎

掲載ページなど:12ページ本文7行目、21ページ本文14行目〔岩波新書(青版)558、1965年5月20日 第1刷発行、1980年10月20日 第15刷発行〕

発行元:岩波書店