にゅういんし【乳因子】
読者カード 項目 2023年11月29日 公開
| 用例: | 近年有名になっているビットナーの乳因子と言われるハツカネズミのウイルスは、乳癌が多発する系統の牝のハツカネズミの乳に含まれていて、それを呑んだ仔が成長して乳腺が活動するようになると、そこに乳癌が発生する、というきわめて興味のふかい性質をもっています。〔第三部・第七章〕 |
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| 『生物と無生物の間』 1956年 川喜田愛郎 | |
| 語釈: | 〔名〕ある種のハツカネズミの母乳中にある細胞ではない因子で、子の乳癌の発生に寄与するものをいう。〔研究社『理化学英和辞典』@JapanKnowledge"milk factor"〕 |
コメント:項目が載っていないようなので。世界大百科事典「乳癌」に、「ビットナーJ.J.Bittnerは1936年,マウスの母乳中に乳癌を起こす因子として乳因子を発見した。これが乳癌ウイルスで,RNAウイルスのレトロウイルス科に属するものであることが,後に明らかになった。」とあります。
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:生物と無生物の間
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1956年
著者・作者:川喜田愛郎
掲載ページなど:197ページ本文10行目〔岩波新書(青版)245、1956年7月10日 第1刷発行、2008年7月18日 第27刷発行〕
発行元:岩波書店
