日国友の会

れんかん【連関】

読者カード 用例 2023年11月28日 公開

2022年11月05日 ubiAさん投稿

用例:遺伝子の互に独立な、自由な組みかえのほかに、遺伝学で言う連関(リンケージ)に相当する現象がファージについても観察されることが示されましたし、染色体の交叉(クロッシング・オーヴァー)を利用して連関した(リンクした)遺伝子相互の位置と距離とを推定して図示するいわゆる染色体地図に相当する図がファージの遺伝子たちについて描かれる、といったような、〔第三部・第五章〕
『生物と無生物の間』 1956年 川喜田愛郎
語釈:〔名〕(3)「リンケージ」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、辞書類の投稿例(1937)よりも新しいですが、文例がないので、とりあえず。

編集部:2011年7月6日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「リンケージ(1)」の語釈は「メンデルの独立の法則に従わず、両親の形質の組み合わせがそのまま次の代に残される現象。同一染色体上にある遺伝子と相同染色体上の対立遺伝子との間に交差がなければ減数分裂においてともに行動し、同一配偶子にはいるところから起こるもの。連関。連鎖」となっています。

著書・作品名:生物と無生物の間

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1956年

著者・作者:川喜田愛郎

掲載ページなど:172ページ本文4行目〔岩波新書(青版)245、1956年7月10日 第1刷発行、2008年7月18日 第27刷発行〕

発行元:岩波書店