なえばむ【萎ー】
読者カード 語釈 2022年10月13日 公開
| 用例: | うちとけなえばめる姿に、小袿引き落として |
|---|---|
| 『源氏物語』 1001-14頃年 紫式部 | |
| 語釈: | 〔自マ四〕(「ばむ」は接尾語)衣の糊気が落ちて柔らかくなる、そうなった衣を身につける。 |
コメント:源氏物語にいくつもある例(橋姫など)ばかりか、枕草子からの用例でも、源氏物語大辞典「なえばむ」(960頁)の説明が適切に思える。
編集部:第2版の語釈は「〔自マ四〕(「ばむ」は接尾語)なえかかっているように見える」となっていますが、記述が抽象的ですね。ちなみに、『角川古語大辞典』の語釈は「ばむ」は接尾語。衣服の糊気が落ちて、柔らかになる。また、よれよれになる」となっています。
著書・作品名:源氏物語
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1001-14頃年
著者・作者:紫式部
掲載ページなど:376頁〔岩波文庫『源氏物語(一)』、2018〕
発行元:岩波書店
