日国友の会

かぶ【株】

読者カード 語釈 2023年10月07日 公開

2022年10月10日 ubiAさん投稿

用例:たしかに、鼠の脳内に注射された材料は有名なフランス株とよばれる素性の正しい黄熱ウイルスで発病した猿の血液でしたが、〔第二章〕(22ページ本文1行目)そのような系統を微生物学領域では「株」とよぶならわしになっている。〔第二章〕(24ページ本文7行目)
『生物と無生物の間』 1956年 川喜田愛郎
語釈:菌・バクテリア・培養細胞を純粋に分離培養したもの。菌株(きんかぶ)。〔三省堂『大辞林 第二版』〕

コメント:投稿例(1987)よりもさかのぼります。

編集部:第2版の「かぶ(株)【二】(2)」は「接尾語」すなわち「助数詞」のブランチとなっており、その語釈は「(2)菌、バクテリア、培養細胞等を数えるのに用いる」となっているので、これは【一】に新たにブランチを設けたほうがいいですね。2008年7月22日付けで、古書人さんに、北村敬訳『医学ウィルス学』(1987)の例をご紹介いただいていますが、さらに、31年さかのぼります。

著書・作品名:生物と無生物の間

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1956年

著者・作者:川喜田愛郎

掲載ページなど:生物と無生物の間 岩波新書(青版)245 1956年7月10日 第1刷発行、2008年7月18日 第27刷発行 22ページ本文1行目、24ページ本文7行目

発行元:岩波書店