さいみつが【細密画】
読者カード 用例 2022年10月27日 公開
| 用例: | まるでペンでかいたみたいな細密画だ。 |
|---|---|
| 『やぶにらみの時計』 1961年 都筑道夫 | |
| 語釈: | 〔名〕(2)西洋中世の、主に写本に発達した緻密な描法の絵画。ミニアチュール。 |
コメント:「イヴ・タンギイを具象派にしたような絵」を指しているので、(2)の解釈で遡るものとして投稿しますが、単に「対象を細部まで緻密に描いた絵画」〔デジタル大辞泉〕と解すればよいのかもしれません。初出は1961年、中央公論社とあります。
編集部:第2版では、辻邦夫『安土往還記』(1968)の例が添えられていますが、さらに、7年さかのぼることになります。「ミニアチュール」が同義語として加えられているので、そちらの語釈をみると「細密に描かれた小さな絵。細密画。元来は西洋中世の写本に用いられた装飾文字、装飾模様、挿絵のこと」となっています。いずれにしても、語釈をもう少し調整・整理したほうがよさそうですね。
著書・作品名:やぶにらみの時計
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1961年
著者・作者:都筑道夫
掲載ページなど:144ページ〔徳間文庫、2021年〕
発行元:徳間書店
