日国友の会

じょう【娘】

読者カード 語釈 2023年10月19日 公開

2022年09月24日 ubiAさん投稿

用例:動的に安定な液滴はそのまわりの溶液から集った有機物によって大きくなり、ある大きさになると娘液滴に分れます。〔II現代自然科学の成果から見た生命の起原〕
『生命の起原と生化学 』 1956年 オパーリン著 江上不二夫編
語釈:〔語素〕あるものを元として、それより生ずるものをいう。(「子」(11))

コメント:この語釈では載っていないようなので。「子」(11)の「あるものを元として、それより生ずるものをいう。」や、「子」(12)の「中心になるようなおもだったものに対して、それに従属するもの。大小相対するもののうちの小さな方。」の「大小相対するもののうちの小さな方。」に相当するような意味でしょうか。「娘細胞」の「娘」もこのような意味で、一体化した言葉のようにも思います。

編集部:「むすめ」の語形でご紹介いただいていますが、「娘核(じょうかく)」「娘細胞(じょうさいぼう)」「「娘虫(じょうちゅう)」という言い方があります。また、字音語「液滴」に接続する学術語という観点からも、とりあえず音読みにしておきましょう。

著書・作品名:生命の起原と生化学 

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1956年

著者・作者:オパーリン著 江上不二夫編

掲載ページなど:45ページ本文1行目〔岩波新書(青版)231、1956年2月16日 第1刷発行、2014年8月25日 第36刷発行〕

発行元:岩波書店