日国友の会

ゆうきえいよう【有機栄養】

読者カード 項目 2023年10月15日 公開

2022年09月18日 ubiAさん投稿

用例:周知のように今日地球上においては、非常に多量の有機物質が生原的に、すなわち生物体によって、光合成と化学合成の途によってつくられています。それ故、下等生物の分類についての資料や、特に自立栄養性生物が有機栄養の能力しかない生物よりもはるかに複雑な物質代謝の内部機構をもっていることを物語る比較生化学の資料と根本的に矛盾していたのにもかかわらず、〔II現代自然科学の成果から見た生命の起原〕
『生命の起原と生化学』 1956年 オパーリン(著)江上不二夫(編)
語釈:〔名〕「じゅうぞくえいよう(従属栄養)」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1889)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:第2版では、立項されませんでしたが、2011年10月5日付けで、古書人さんに、飯島魁(編)『中等教育 動物学教科書』(1889)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「従属栄養」の語釈は「他の生物のつくった有機物に依存する栄養形式。すべての動物および葉緑素をもたない植物はこの形式をとる。他養」となっています。

著書・作品名:生命の起原と生化学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1956年

著者・作者:オパーリン(著)江上不二夫(編)

掲載ページなど:26ページ11行目〔岩波新書(青版)231、1956年2月16日 第1刷発行、2014年8月25日 第36刷発行〕

発行元:岩波書店