日国友の会

うたいあげる【歌上】

読者カード 語釈 2025年11月29日 公開

2022年09月13日 古書人さん投稿

用例:ャかいたにても、ャみづがうへにてもよな、ャまろすきあはゞ、ねぬべかりけりよな とうたひあぐれば、又かなたにうけとりて、
『陸奥國田歌解』 1843年 黑河春村
語釈:〔他ガ下二〕(1)情感をこめて歌などに詠む。詩や小説などで表現する。

コメント:取り敢えず

編集部:「うたいあぐる」の例としてご紹介いただきましたが、これは、「うたいあげる」の文語形下2段活用の已然形ですから、第2版の活用形〔他ガ下一〕に文語活用形として〈[文]うたいあ・ぐ〔他ガ下二〕〉を加えるべきところです。第2版では、井上友一郎『千鳥の話』(1946)の例が早いのですが、103年さかのぼることになります。

著書・作品名:陸奥國田歌解

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1843年

著者・作者:黑河春村

掲載ページなど:50ページ下段2行目(「近世文藝草書 第十一 俚謡」、1912)

発行元:国書刊行会