日国友の会

どぞくがく【土俗学】

読者カード 用例 2023年09月28日 公開

2022年09月12日 ubiAさん投稿

用例:さういふ性質の仕事であるとすると、それは單に、土俗學や民俗學の方面の科學的硏究だけで出來るものではなくて、
『民族的記憶の名殘』 1939年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕明治から大正にかけて、民族学もしくは民俗学を呼ぶのに用いられた呼称。

コメント:投稿例(1892)、第二版の辞書類の用例(1914)よりも新しいですが、語釈「明治から大正にかけて、民族学もしくは民俗学を呼ぶのに用いられた呼称。」にある新しい言い方である「民俗学」と古い言い方である「土俗学」が同時に(別のものとして?)用いられている例なので、とりあえず。初出「文藝春秋」第十七巻第十九号(昭和十四年(一九三九)十月一日発行)と「中谷宇吉郎集第二巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、『英和和英地学字彙』(1914)の例が添えられており、また、2009年3月25日付けで、古書人さんに、『東洋学芸雑誌』(第9巻第124号、1892.01.25)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:民族的記憶の名殘

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1939年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:127ページ本文5行目〔中谷宇吉郎『續冬の華』、昭和十五年七月五日 初版發行、昭和十七年七月二十日 九版發行〕

発行元:甲鳥書林