日国友の会

ぎょろう【漁撈・漁労】

読者カード 用例 2023年09月27日 公開

2022年09月11日 ubiAさん投稿

用例:伊豆の溫泉の沖合に、大謀網が設置されてゐたころの話である。/高等水產學校につとめてゐるI君が漁撈の視察にやつて来て、大謀網を見に行きませんかといふので、一緖に出掛けることにした。
『大謀網』 1939年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕漁(りょう)をすること。魚、貝、藻類などを採取すること。すなどり。

コメント:第二版に載っている辞書類(1931)以外の文例(1952~53)よりもさかのぼるので。初出「東京日日新聞」夕刊(昭和十四年(一九三九)一月十二日、十三日)と「中谷宇吉郎集第二巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、『現代術語辞典』(1931)の例が早いのですが、文章例としては、杉浦明平『ノリソダ騒動記』(1952-53)の例よりも14年さかのぼります。

著書・作品名:大謀網

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1939年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:91ページ本文2行目〔中谷宇吉郎『續冬の華』、昭和十五年七月五日 初版發行、昭和十七年七月二十日 九版發行〕

発行元:甲鳥書林