日国友の会

めて【馬手・右手(女手)】

読者カード 用例 2025年11月29日 公開

2022年09月10日 古書人さん投稿

用例:弓ン手には八千代を經、女手には萬年、千代萬年までもさき榮えける、〔萬歳祝詞〕
『中古雜唱集』 1835年 伴 信友編纂
語釈:〔名〕(2)右の方。右の方面。みぎ。みぎて。

コメント:解釈3の事例で遡ります

編集部:「おんなで」の例としてご投稿いただきましたが、ここは、「ゆんで(弓手)」に対してですから「めて(馬手)」と読むべきところかと思います。語源はもちろん「馬手」ですが、「右手」が意味から当てられたとすれば、確例ではありませんが「女手」は読みから当てられた可能性があります。

著書・作品名:中古雜唱集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1835年

著者・作者:伴 信友編纂

掲載ページなど:40ページ下段7行目(「近世文藝草書 第十一 俚謡」、1928)

発行元:国書刊行会