日国友の会

なしのきざか【梨木坂】

読者カード 項目 2025年11月28日 公開

2022年09月06日 古書人さん投稿

用例:戸田茂睡ハ渡部平十郎、駿河の人〈略〉梨木坂ニ居ル故ニ、梨本茂睡ト云フ。
『懐寶日札』 1811年 小宮山楓軒
語釈:文京区本郷4丁目にある坂。別称は梨坂。西側は真砂町(まさごちょう)台地の崖、途中は鎧(よろい)坂と接続している。「改撰江戸志」に「梨木坂は菊坂より丸山通りなり。むかし大木の梨ありし故の名」とあり、「南向茶話」は,「紫の一本」の著者の戸田茂睡がここに隠棲、その庵の前に大きな山梨の木が1本あったと記し、また別の説として「此辺昔菊畑ありしに、此坂辺はなかりしゆえ、菊なし坂といいしを、いつかなし坂と唱え来れり」とも述べている。〔『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:懐寶日札

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1811年

著者・作者:小宮山楓軒

掲載ページなど:19ページ下段1行目(「随筆百花苑」(第三巻)、1980)

発行元:中央公論社