日国友の会

やすらい【安楽・夜須礼】

読者カード 用例 2025年11月24日 公開

2022年08月29日 古書人さん投稿

用例:また寂蓮筆迹とするときは、夜須禮を禁止せられたる久壽元年より、寂蓮の卒りたる建仁二年まで四十九年なれば、〔京紫野今宮鎮花祭歌〕
『中古雜唱集』 1835年 伴 信友編纂
語釈:〔名〕「やすらいまつり(安楽祭・夜須礼祭)」に同じ。

コメント:和文例がないので

編集部:第2版では、漢字仮名交じり文の例が入っていませんね。ちなみに、「やすらいまつり」の語釈は「京都の今宮神社で昔は三月一〇日、明治以後は四月一〇日、近年は四月第二日曜日に行なわれる祭礼。仁平四年(一一五四)四月、京中の児女が風流の粧いをし鼓笛を鳴らして詣でたのに始まるとされる。鉾(ほこ)、花傘を持ち、装いを凝らした行列が練り、「やすらい花や」の歌に合わせて赤毛黒毛の鬼と子鬼とが太鼓、鉦、羯鼓(かっこ)を打って随所で踊りながら社参する。その起源については諸説あり、疫神をしずめる鎮花祭とも、稲の花の散るのをとどめる意であるともいわれる。太秦(うずまさ)の牛祭、鞍馬の火祭とともに京都の三大奇祭に数えられる。やすらい。やすらい花。《季・春》」となっています。

著書・作品名:中古雜唱集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1835年

著者・作者:伴 信友編纂

掲載ページなど:5ページ上段6行目(「近世文藝草書 第十一 俚謡」、1912)

発行元:国書刊行会