じょうはつ【蒸発】
読者カード 用例 2022年09月15日 公開
| 用例: | 「行つておしまひになりました。夜逃げをなさいました。蒸発をなさいました」とイワンは滑稽な佛蘭西(フランス)語で答へた。(秘密の庭) |
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| 『ブラウン奇譚』 1930年 直木三十五訳(チェスタートン作) | |
| 語釈: | 〔名〕(3)人知れずその場からいなくなること、また、家出したまま行方不明になることを俗にいう。 |
コメント:既投稿のものよりさかのぼります。国立国会図書館所蔵本をインターネット閲覧したのですが、ルビは「じょうはつ」のようですが潰れていてよく見えませんでした。
編集部:第2版では、阿川弘之『ぽんこつ』(1959-60)の例が早いのですが、さらに、30年さかのぼることになります。「作家・藤井重夫の命名」とする説がありますが〔米川明彦著『明治・大正・昭和の新語・流行語辞典』(三省堂、2002〕)、藤井重夫(1916-1979)が作家デビューしたのは、『悲風ビルマ戦線』(1956)なので、彼が活躍する前の例ということになりますね。
著書・作品名:ブラウン奇譚
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1930年
著者・作者:直木三十五訳(チェスタートン作)
掲載ページなど:24ページ〔『世界探偵小説全集 第九卷』、1930〕
発行元:平凡社
