日国友の会

こしごえじょう【腰越状】

読者カード 用例 2025年11月24日 公開

2022年08月18日 古書人さん投稿

用例:腰越の満福寺に行て申状の草を見るに、辨慶が筆也と云。〈略〉是世に傳ふ腰越状なり。〔三・四〕
『理齋随筆』 1823年 志賀忍輯
語釈:源義経が腰越の駅から出した書状。文治元年(一一八五)五月、平氏追討に功績があったが、兄頼朝の不興を蒙って、鎌倉への凱旋(がいせん)を許されなかった義経が、頼朝の誤解を解くために鎌倉幕府公文所別当の大江広元にあててその心中を記述したもの。「吾妻鏡」(文治元年五月二四日条)に全文を収録。ただし、その真偽については疑問が持たれている。

コメント:遡ります

編集部:2013年9月26日付けで、野田文六『東京を中心として名蹟勝地 一日の遊覧』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、96年さかのぼります。

著書・作品名:理齋随筆

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1823年

著者・作者:志賀忍輯

掲載ページなど:257ページ11行目(「日本随筆大成 第三期 第一巻」、1929)

発行元:日本随筆大成刊行會