日国友の会

けっしょうしつ【結晶質】

読者カード 用例 2023年07月23日 公開

2022年08月09日 ubiAさん投稿

用例:元來物質には、無定形と結晶質とがあつて、無定形といふのは、その物質の構成原子が、勝手に目茶苦茶な配列になつてゐるもののことであつて、硝子などは無定形の代表的なものである。結晶質といふのは、之と反對に原子がある規則正しい配列をして居る時を指すので、この結晶質の物質は微結晶集合と、所謂結晶とに分けることが出來る。〔第二・七〕
『雪』 1938年11月20日 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕結晶している状態にあること。また、その物質。外形は特定の多面体でなくても、原子、イオン、分子が周期的に配列していて、X線回折現象が認められるもの。←→非晶質。

コメント:第二版では辞書類(1884)のみで、文例が載っていないので。

編集部:第2版では、岩川友太郎『生物学語彙』(1884)の例が添えられています。

著書・作品名:雪

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1938年11月20日

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:43ページ本文4行目〔中谷宇吉郎『雪』(岩波新書(赤版)4)、1938年11月20日第1刷発行 1987年12月20日第36刷発行〕

発行元:岩波書店