いばらがに【荊蟹】
読者カード 用例 2025年11月22日 公開
| 用例: | イバラガニ 大サ一尺許凡ソ蟹類皆八足ナリ此品六足アルヲ異トス |
|---|---|
| 『本草会物品目録』 1835年 浅井 翼 | |
| 語釈: | 〔名〕(2)「たらばがに(鱈場蟹)」の異名。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、12年さかのぼります。ちなみに、「鱈場蟹」の語釈は「タラバガニ科の節足動物。北海道以北にすみ、オホーツク海からアラスカ沿岸に多い。甲幅は約二五センチメートルで、脚を左右にのばすと一・五メートルくらいにもなるが、雌は小さい。甲は丸みを帯びた三角形で背面にH字形のくぼみがある。背面は暗紫色で、多くのとげがある。鱈のとれる場所にいることからこの名がある。カニとよばれるが分類学上ではヤドカリの仲間で、第五脚が小さいために四対の脚しかないように見える。水産業上重要な種で、底刺網(そこさしあみ)でとる。肉は缶詰にして各国へ輸出される。学名はParalithodes camtschaticus 《季・冬》」となっています。
著書・作品名:本草会物品目録
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1835年
著者・作者:浅井 翼
掲載ページなど:265ページ1行目(「名古屋叢書 三編 第19巻」、1982)
発行元:名古屋市教育委員会
