日国友の会

しおこいどり【潮恋鳥】

読者カード 項目 2025年11月18日 公開

2022年07月27日 古書人さん投稿

用例:シヤクナギ シホコヒドリ  備前
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕鳥「ほうろくしぎ(焙烙鴫)」の異名。

コメント:取り敢えず

編集部:『日本方言大辞典』によれば、シホコヒドリは、ウミカモメ(伊予)あるいはホウロクシギ(備前)に同じとし、ホウロクシギとは(ダイ)シャクシギのことと思われる。だとすれば、例文中のシャクナギはシャクシギということになるのですが、要検討ですね。ちなみに、「焙烙鴫」のニッポニカの説明では「鳥綱シギ目シギ科の鳥。東シベリア、ウスリー地方などで繁殖する。冬は南へ渡り、赤道を越えてオーストラリアまで行くものもある。日本には旅鳥として春と秋に渡来する。全長約60センチメートル、ダイシャクシギとともに日本でみられるシギ類としては最大である。嘴 (くちばし) は著しく長くて下に曲がる。体は淡褐色の地に黒褐色の斑紋 (はんもん) がある。海岸や河口の広い干潟に群れをつくってすみ、カニを好んで食べる。ダイシャクシギと混群をつくることも多い。群れで飛ぶときには編隊を組み、コーリーと大声で鳴く」となっています。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:195ページ下段後ろから1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会