日国友の会

とびのる【飛乗】

読者カード 用例 2025年11月12日 公開

2022年07月16日 古書人さん投稿

用例:堤より、旦那。今日ハ御ゆさんで御座りますかと、いつも出入の伊勢すり、くし箱さげて呼けれバ、是は幸ひ、貴様ものれと有けれバ、是ハ有難いと、直に飛のりけれバ、〔一八八・船ゆさん〕
『新古茶話雑談軽口噺』 1815頃年 著者不詳
語釈:〔自ラ五(四)〕(2)特に、進行中の車、また、まさに発車しようとする乗物にとびついて乗る。

コメント:車ではない事例です

編集部:まさに出発しようとする舟にのるわけですから、語釈は車とはかぎらない乗物いっぱんにも当てはまるようにしたほうがいいですね。第2版では、寺田寅彦『電車の混雑に就て』(1922)の例が早いのですが、107年さかのぼります。

著書・作品名:新古茶話雑談軽口噺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1815頃年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:439ページ2行目(古典文庫516『按古於当世』、1989)

発行元:古典文庫