日国友の会

ジーン

読者カード 用例 2023年07月06日 公開

2022年07月09日 ubiAさん投稿

用例:これよりも制限されざる言葉なるヂーンGeneは、遺傳單位を示すが因子として働くとが單に決定子として働くとか云ふ意味はない。〔第四章〕(82ページ本文6行目)染色體は遺傳單位卽ちヂーンの擔荷體であることが假定されてゐる。(「ヂーン」の語は、遺傳單位が因子として働くか、將又た決定子として働くかを示すを要しないところに用ひられる。)〔第六章〕(133ページ本文5行目)
『遺傳學槪論』 1927年6月28日 エム・シー・コールター著 長尾正人譯
語釈:〔名〕(英 gene)遺伝子のこと。

コメント:投稿例(1955)よりもさかのぼります。「遺伝子」と訳される前の時代のようですが、とりあえず。

編集部:2005年6月10日付けで、末広鉄男さんに、中原和郎『癌』(1955)の例をご紹介いただいていますが、さらに、28年さかのぼります。

著書・作品名:遺傳學槪論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1927年6月28日

著者・作者:エム・シー・コールター著 長尾正人譯

掲載ページなど:82ページ本文6行目、133ページ本文5行目〔 長尾正人訳『遺傳學槪論』、昭和二年六月二十八日發行 〕

発行元:改造社