日国友の会

やまにしきぎ【山錦木】

読者カード 項目 2025年11月07日 公開

2022年07月03日 古書人さん投稿

用例:マユミ ヤマニシキヾ 桃葉衛矛
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕植物「まゆみ(檀)」の異名。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、22年さかのぼります。ちなみに、「まゆみ(檀)」の語釈は「ニシキギ科の落葉低木または小高木。各地の山野に生え、観賞用に栽植される。高さ約三メートル。若い枝には四稜と白いすじがある。葉は柄をもち対生。葉身は楕円形または倒卵状楕円形で縁に細鋸歯(きょし)がある。五~六月、葉腋から花柄がのび、淡緑色の四弁花が十数個集まって咲く。雌雄異株。果実はほぼ四角形、淡紅色に熟したのち四裂して赤い種子を露出する。材でこけしや将棋の駒を作る。昔、この木で弓を作ったところからの名。漢名とする桃葉衛矛・檀は誤用という。やまにしきぎ。檀の木。学名はEuonymus sieboldianus ▼まゆみの花《季・夏》 ▼まゆみの実《季・秋》」となっています。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:173ページ上段5行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会