くるまつば【車鍔】
読者カード 用例 2025年11月04日 公開
| 用例: | クルマバサウ クルマツパ |
|---|---|
| 『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編 | |
| 語釈: | 〔名〕(2)植物「くるまばそう(車葉草)(1)」の異名。 |
コメント:解釈2の初事例です
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。ちなみに、「車葉草(1)」の語釈は「アカネ科の多年草。本州中部以北、北海道の山地の木陰に生える。茎には四稜があり、高さ一〇~三〇センチメートルになる。葉は倒卵形または長楕円形で長さ二・五~四センチメートルになり、同形の托葉とともに六~一〇葉ずつ輪生する。夏、茎頂に、先が四裂した小さな漏斗(ろうと)状の白色花が数個集まって開く。果実は球形で長いかぎ状の刺(とげ)を密生する。地上部を乾燥すると芳香があり、香料ともする。くるまつば。学名はAsperula odorata」となっています。
著書・作品名:物品識名拾遺
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1825年
著者・作者:水谷豊文編
掲載ページなど:168ページ下段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)
発行元:名古屋市教育委員会
