日国友の会

うきゅう【烏臼】

読者カード 用例 2025年11月04日 公開

2022年06月29日 古書人さん投稿

用例:ウキウ 烏臼 トウハゼ
『物品識名拾遺』 1825年 水谷豊文編
語釈:〔名〕植物「なんきんはぜ(南京黄櫨)」の漢名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『霞舟先生詩集』(1849)の例が添えられていますが、24年さかのぼります。ちなみに、「南京黄櫨」の語釈は「トウダイグサ科の落葉高木。台湾および中国原産で、庭木として栽植され、九州の一部では野生化している。高さは五メートルぐらい。葉は長さ四~七センチメートルの菱形状卵形で長柄をもち先端が尾状にとがり、秋、紅葉する。雌雄同株。春から夏にかけ、小さな黄色の単性花を穂状につける。果実は扁球形で黒く熟す。種子から脂肪をとり、石けんや蝋燭(ろうそく)をつくる。漢方では根皮を乾かしたものを烏臼(うきゅう)といい、利尿薬に用いる。漢名、烏桕。りゅうきゅうはぜ。とうはぜ。学名はSapium sebiferum」となっています。

著書・作品名:物品識名拾遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1825年

著者・作者:水谷豊文編

掲載ページなど:166ページ上段4行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会